2021年2月12日 - アメリカ合衆国国勢調査局は本日、Public Law(公法)94-171の区画改正データを2021年9月30日までに全州(state)に配信すると発表しました。COVID-19に関連した遅延と議員数割り当て結果の配信を優先したことにより、2021年3月31日までに各州(state)に区画改正データを配信するという国勢調査局の当初の計画から遅れることになりました。
これまでの国勢調査とは異なり、データを段階的に配信するのではなく、全州(state)のデータを一度に配信することになりました。この変更は、COVID-19に起因するデータ収集およびデータ処理スケジュールの変更により、国勢調査局がタイムリーに完全かつ正確な区画改正データを全州(state)に提供できるようになったために行われたものです。
区画改定データには、人種、民族(ヒスパニック系またはラテン系)、投票年齢、住宅の使用状況、非親族の集団住居人口のカウントが含まれており、すべて国勢調査ブロックレベルでのデータとなっています。これは、州(state)が立法府の境界線を再編または「区画改定」するために必要な情報です。
国勢調査局は、区画改定データの配信に備えて、各州(state)の無党派議員連盟公式窓口と緊密に連携し、配信の遅れが各州(state)に与える影響を把握します。2019年以降、各州(state)は、2018年国勢調査テストから、区画改定システムの設計を開始するために役立つ、地理的支援製品やデータ集計のプロトタイプにアクセスしてきました。これは、スケジュール遅延の影響を最小限に抑えるための州(state)が利用できるツールの一つです。加えて、国勢調査局は本日、区画改定に必要な全州(state)の2020年国勢調査地理プロダクトの公開を完了しました。これにより、各州(state)は2020年国勢調査の集計データを受け取った後、迅速に区画改定を行うことができるようになります。
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