2022年6月30日 –過去20年間で、国は継続的に高齢化へと進んでいきました。アメリカ合衆国国勢調査局から新たに発表された〈2021年人口推定〉によると、2000年以来、国家の中央年齢は、人口の2分の1が高齢で残りの2分の1が若い年齢層の中央値は3.4歳増加し、2021年には1年間で0.3歳の増加がみられ、38.8歳となりました。2020年から2021年にかけて、ほとんどの州で中央年齢は増加し、人口の高年齢化が進んでいることが分かります。
「中央年齢が最も低い州では、2020年から2021年にかけて最大の増加がみられました。Utahは米国で最も平均年齢の低い州ではありますが、中央年齢は31.5から31.8と0.3歳の増加がみられました。同様に、District of Columbiaの中央年齢は2番目に低いものの、34.4から34.9と0.5歳と最大の増加がみられました。」と国勢調査局の人口部門のクリスティー・ワイルダー氏は述べています。「出生率が低下傾向にあり、ベビーブームとⅩ世代コホートの高年齢化により、中央年齢は今後数年上昇し続けるでしょう。」
中央年齢が2020年の44.8から2021年の44.7に減少したMaineが、人口の年齢がわずかに下がった唯一の州となりました。中央年齢は減少しましたが、Maineは20年以上もの間年齢を重ね、国内で最も中央年齢の高い州となっています。その同じ期間に、47の州の中央年齢も増加しています。 Montana (40.1), New Hampshire (43.0), West Virginia (42.8) だけは、中央年齢に変化がありませんでした。
全米のすべての郡および同等の郡の2分の1以上 (57%) で中央年齢が増加し、郡の74%が全米の中央年齢よりも高い値となりました。中央年齢が60歳以上の郡は6つでした– Sumter 郡、Florida (68.3); Kalawao 郡、Hawaii (65.5); Catron 郡、New Mexico (61.8); Harding 郡、New Mexico (60.3); Charlotte 郡、Florida (60.2); Jeff Davis 郡、Texas (60)。中央年齢が国内で最も低いまたは同等の郡は、Lexington 市、Virginia (22.2); Todd 郡、South Dakota (23.0); Kusilvak Census Area、Alaska (23.7); Madison 郡、Idaho (23.7); Radford 市、Virginia (24.4)。
大都市統計地域は、1つ以上の郡または同等の郡に相当するものと、人口が少なくとも5万にん以上の少なくとも1つの都会地域で構成されています。2020年から2021年の間に、中央年齢は、大都市圏の約76% (290) 増加しました。最も増加した地域は3か所で、Lake Charles, LAの中央年齢が36.5から37.4に上昇し、Hilton Head Island-Bluffton, SCで0.8歳増加し、47.8に。そして、San Francisco-Oakland-Berkeley, CAで、中央年齢の閾値が40歳を超え、39.4から40.1となりました。Provo-Orem, UTは25.7歳で2021年、最も中央年齢の低い大都市圏となりました。反対に、The Villages, FLは最も中央年齢が高く68.3歳でした。
地域的に見てみると、2021年は、北東部が最も中央年齢が高く40.4歳で、中西部(39.0)、 南部 (38.6) 西部では 最大の上昇0.3となり、37.7でした。
注記:人種およびヒスパニック系の構成に関する言及は、特に明記がない限り、単独の人種または組み合わせたグループ、またはヒスパニック系人口のあらゆる人種を対象としています。
高年齢化が進む中で、米国では多様化も進んでいます。全国的に、0.03%とわずかに減少した白人人口を除き、すべての人種およびヒスパニック系グループで、人口は増加しました。ハワイ原住民またはその他太平洋諸島民人口は、2020年から2021年にかけて、最も成長した人種またはヒスパニック系カテゴリであり、12か月間で1.54%増加しました。ヒスパニック(あらゆる人種で)が最大の増加を遂げ、2番目に急成長している人種またはヒスパニック系カテゴリであり、その増加数は767,907で、まさに1.24%の増加です。
各人種とヒスパニック系カテゴリ、およびプエトリコのその他のハイライト:
これらの推定の人種データは2020年国勢調査と一致しない場合があります。各国勢調査の人種カテゴリは、人口推定を作成するために使用する業務記録のデータに表示される人種カテゴリと調整されます。このため、推定で見つかった人種の詳細は、10年周期国勢調査で見つかったものと一致しない場合があります。加えて、方法の変更により、推定値は、ヴィンテージ2020および2020人口統計分析からの推定値と2020年国勢調査からの総人口を組み合わせた基礎人口から作成されます。ヴィンテージ2021の推定シリーズの開発では、2020年国勢調査の人種またはヒスパニック系のデータは使用されませんでした。詳細については、人口推定方法ステートメントをご覧ください。
特に明記されていない限り、統計は、単独、または1つ以上の人種と組み合わせた人種を報告した人口を参照します。国勢調査および調査により回答者は、複数の人種を選ぶことができます。その結果、1つの人種または複数の人種を組み合わせている場合があります。詳細な表は、「人種のみ」および「人種のみまたは組み合わせ」による人口の統計を示しています。1人の人が複数の人種を報告する可能性があるため、5つの単独人種または組み合わせグループの人口の合計は、総人口よりも多くなります。連邦政府は、ヒスパニック系と人種を別個の概念として扱います。この調査と国勢調査では、ヒスパニック系と人種については別の質問が用意されています。ヒスパニック系の質問では、回答者に「ヒスパニック系、ラテン系、スペイン系」から選択してもらいます。
これは、ヴィンテージ2021人口推定の最後のリリースです。ヴィンテージ2021の以前の推定には、 国、 州、郡、 大都市圏/小都市圏、 市と町の総人口と変化の要素が含まれており、人口推定ページで入手することができます。
12月に、国勢調査局は、変化の構成要素による2022年の人口推計と、全米、州、プエルトリコの年齢18歳以上の人口を発表します。2022年のリリーススケジュールの完全版はオンラインで入手できます。年間推定値が新たにリリースされるたびに、推定の時系列全体が、最後の国勢調査の日付までのすべての年について改訂されます。以前に公開された推定値のすべて(昔のヴィンテージなど)は、 FTP2サイトに置き換えられてアーカイブされます。
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