国勢調査局長のSteven Dillingham博士は、次のように述べています。「全国の皆様が来月回答するのに備え、国勢調査局は態勢を整えています。何百万人ものアメリカ人が2020年国勢調査の仕事に応募し、27万以上の地域・全国組織が参加し、あと30日もしないうちに、回答を呼びかける案内がアメリカ合衆国の大多数の世帯に届きます。これは、アメリカ合衆国に住む全ての人を確実に数えるのに役立ちます」

Dillinghamは続けて次のように語りました。「2020年国勢調査は、使命に従い、予定・予算通りに、正確な数を数えることを推進しています。国勢調査から得られる統計は、学校給食、病院、道路などに何千億ドルもの予算を配分する際に使われるため、回答は重要です。案内では、親族関係の有無にかかわらず、その世帯で暮らしている人全員を含めるよう、回答者に注意を促しています。これには幼児も含まれます。あなたの回答は、今後10年のコミュニティに影響を与えます」

Dillinghamはさらに、「国勢調査局はデータ収集システムのテストを成功させ、回復力のある運営を支援するためバックアップシステムを構築し、全国から回答を受け付ける態勢を整えています」と述べました。

この案内には、2020年国勢調査にオンラインまたは電話で回答する方法の説明が記載されています。案内は、郵便または国勢調査員によって4月1日までにほとんどの世帯に届きます。全国のうちオンラインでの回答があまり期待できない地域では、世帯に最初に届く郵便物に紙の調査票が同封されます。未回答の世帯には回答を再度お願いする郵便が送られ、4度目の郵便では未回答の全世帯に紙の調査票が届きます。

世帯に案内が届いたら、記載されている国勢調査ID (Census ID) を使って2020年国勢調査に回答してください。国勢調査ID (Census ID) を入力することができない場合でも、住所を提供すれば回答することができます。回答がオンラインでも電話でも郵便でも、重要なのはすぐに回答することです。

以下は、国勢調査局が各世帯に2020年国勢調査への回答を呼びかける案内をする方法と時期を示した予定表です。

3月12～20日：オンラインおよび電話での回答を呼びかける最初の案内がアメリカ合衆国郵便公社により届けられます。オンラインでの回答があまり期待できない地域では、オンラインまたは電話での回答を呼びかける案内に、紙の調査票が同封されています。
3月16日～24日：回答を再度お願いする手紙が届けられます。
3月26日～4月3日：回答を再度お願いするハガキが、未回答世帯に届けられます。
4月8日～16日：回答を再度お願いする手紙と紙の調査票が、依然として未回答の世帯に届けられます。
4月20日～27日：国勢調査員がフォローアップのため訪問する前に回答を再度お願いする最終のハガキが、未回答世帯に届けられます。

これらの案内に対して回答がなかった世帯には、5月13日から7月31日までのいずれかの日に国勢調査員がフォローアップのため訪問します。2020年国勢調査の紙の調査票のサンプルやオンライン調査のプレビューのほか、ほとんどの人々に郵便で案内が届く時期に関する詳細も入手可能です。

2020年国勢調査では、英語のほか、12言語（スペイン語、中国語、ベトナム語、韓国語、ロシア語、アラビア語、タガログ語、ポーランド語、フランス語、ハイチクレオール語、ポルトガル語、日本語）で、オンラインおよび電話での調査に回答することができます。これら13言語で、アメリカ合衆国の全ての世帯の99%以上の言語ニーズを網羅できます。確実に全ての人を完全に数えられるよう、国勢調査局ではさらにビデオ言語ガイド、記入言語ガイド、言語別用語集を、英語以外の59言語のほか、アメリカ手話、点字、大きな活字で提供します。

アメリカ合衆国憲法は、10年ごとに人口を調査する国勢調査を行うことを義務付けています。国勢調査の統計は、アメリカ合衆国下院における各州の議席数を決定する際や、州および地方コミュニティに今後10年間、何十億ドルもの連邦予算をどう配分するかを決定する際の参考となります。

2020年国勢調査についての詳細は2020census.govをご覧ください。

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