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For Immediate Release: Monday, December 07, 2020

国勢調査局が2020年国勢調査の品質評価を発表

Press Release Number CB20-CN.131 Japanese / 日本語

国勢調査局が10年周期の計数を評価する活動を継続

2020年12月7日 — アメリカ合衆国国勢調査局は、国勢調査の最初の結果とともに質に関する情報を公開するための最新計画を発表しました。この計画には、かつてない数のデータ品質指標の公開も含まれています。

国勢調査局では、10年ごとに国勢調査の大規模な評価を実施し、さまざまなデータ品質指標を公開しています。COVID-19のパンデミックによって2020年国勢調査が特有の課題に直面したことを考慮し、国勢調査局では、追加のデータ品質指標を公開する予定です。

今後公開が予定されている品質指標に加え、国勢調査局は今後数カ月・数年の間に、2020年国勢調査に関する以下のような他の評価を行います:

  • 外部専門家との協力によるデータ品質の評価。
  • 2020年国勢調査業務を評価する大規模なエバリュエーションおよびアセスメントの実施。
  • 2020年国勢調査の結果と他の人口総計との比較。

これらの取り組みはすべて、プロセスを分析し、データを慎重に検討し、結果を他の人口総計と比較することにより、国勢調査の質の評価を支えるものです。

データ品質指標

国勢調査局は、アメリカ合衆国下院の議員数割り当てに使われるデータである2020年国勢調査の最初の結果とともに、国、州 (state)、コロンビア特別区、プエルトリコのデータ品質指標を初めて公開することを予定しています。この指標には、自己回答、未回答世帯追跡調査(NRFU、英語の略語より)(世帯面接、代理面接、業務記録計数を含む)、計数補完に関する情報や、居住者あり、空き家、または削除として解決済みの住所に関する指標が含まれます。

予定されているこれらの指標は、国勢調査局が2020年国勢調査についてすでに提供した早期指標に加えて公開されるものです。この早期指標とは、国勢統計区レベルまでの自己回答率(英語のみ)、州 (state) レベルの初期完了率(英語のみ)、地域国勢調査事務所 (Area Census Office) のNRFU作業量完了率(英語のみ)、国の業務記録および代理回答者計数率(英語のみ)などです。 国勢調査局は、入手可能であれば2010年国勢調査の指標と同等な2020年国勢調査の指標を公開します。

外部専門家

国勢調査局は、独立した外部のグループとの協力による2020年国勢調査の品質評価にも取り組んでいます。特定の技術的な内容領域専門知識を持つ外部専門家のパネルが、2020年国勢調査のデータ品質に関する国勢調査局の計画、プロセス、手順、指標案の検討と評価を支援するなどして、品質評価について国勢調査局に助言します。外部専門家は、まず国と州 (state) のレベルのデータ、次に2021年初めに地方レベルのデータで、業務指標と計数、および特徴的なデータ集計を確認します。州より下位の地域で特徴的なデータに重点を置くため、この分析は、議員数割り当てのためのデータが完全になった後で本格的に開始することができます。 国勢調査局の内部データにアクセスできる専門家は、特別宣誓資格を持ちます。これは、個人情報を生涯にわたって保護するという国勢調査局職員と同じ宣誓と法的義務に拘束されるということです。

アセスメントとエバリュエーション

国勢調査局は今後4年間にわたって、2020年国勢調査業務を評価するアセスメントとエバリュエーション(英語のみ)を実施し、それを公開します。業務アセスメント評価は、2020年国勢調査の実施状況を文書化し、各業務に関する指標を分析・提供します。エバリュエーション評価は、国勢調査の構成要素の有効性と、それがデータ品質またはカバー率またはその両方に与える影響を分析、解釈、総合します。エバリュエーションでは、以下のような幅広いテーマについて検討します:

  • 抜本的に見直された住所点検作業。
  • オンライン回答言語の選択肢の有効性。
  • 国勢調査に回答することに関する回答者のプライバシーと個人情報保護上の懸念。
  • 幼児の計数。
  • 計数後調査と関連する二重システム推定。
  • 非英語話者および複雑な世帯の居住者(幼児を含む)。
  • 統合パートナーシップおよびコミュニケーションプログラムの多数の側面。

他の人口総計との比較

上記の活動によって国勢調査のプロセスを分析するほか、他の人口総計との比較による国勢調査の評価も行われます。これまでの国勢調査と同様、国勢調査局はこの目的のための成果物を公開する予定です。成果物にはそれぞれ長所と短所があります。

  • 人口統計分析 — 国勢調査局は2020年12月15日、人口統計分析を公開します。人口統計分析は、年齢、性別、および限られた人種・ヒスパニック系集団によるアメリカ合衆国の国レベルの人口の一連の推定値です。これらの推定値は、現在および過去の出生・死亡記録や、国際移住に関するデータ、メディケア記録を使って作成されます。この推定値は2020年国勢調査の計数とは完全に独立しています。さらに、国勢調査局は、年齢、人種、ヒスパニック系によるさらなる評価を提供するため、実験的な人口統計分析推定値を数組公開する予定です。これらの推定値は2021年と2022年に公開されます。
  • 計数後調査 — 国勢調査局は現在、2020年国勢調査で特定の地域または人口層に過少計数または過多計数があったかどうか調べるため、計数後調査を実施しています。この調査では、別に面接を行って4月1日にどこに住んでいたか尋ね、その情報を国勢調査の結果と照合します。その後、国勢調査から漏れた人と住宅ユニットの数と、誤って数えられた人(複数回数えられた人も含む)の数を推定します。国勢調査局では最初の結果の発表を暫定的に2021年11月に予定しており、2022年2月にはさらに結果が発表される予定です。

国勢調査局は、2020年国勢調査のプロセスがどのように機能したか、また、さまざまな地域や人口集団がどのように数えられたかを詳しく見ます。そして、その情報を活用するとともに、次の10年間で革新する機会を利用して、2030年国勢調査の準備をしていきます。

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301-763-3030
pio@census.gov

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